【米国税務情報】米国社会保障給付金に対する任意の源泉徴収の申請について

執筆者 | 2023-05-01 | 会計・税務最新情報

W-4Vフォーム: 任意の源泉徴収申請書

アメリカ国内で長く勤められ、引退して連邦政府から年金を受け取る場合には、連邦政府に対し任意で源泉徴収を申し込むことができます。

なぜ年金に対し源泉徴収が必要かというと、確定申告の際に追加で納税をするのではなく、源泉徴収で納税しておくことができるためです。そのため任意で源泉徴収を行う場合は、W-4Vフォームをソーシャルセキュリティ(SSA: The United States Social Security Administration )事務所に提出する必要があります。

源泉徴収額はどのように決めるのか?

源泉徴収額は、申請者の所得と税率に合わせ、7%、 10%、 12%、 22%の中から年金の源泉徴収率を決めることができます。

Withholding Tax Image

源泉徴収を止めるにはどうしたらよいのか?

源泉徴収を止める場合は、W-4Vフォームに源泉徴収停止の旨を記載して、SSA事務所に提出することで、源泉徴収を停止することができます。

SSA事務所の場所について

SSA事務所は、全米にあり、お近くのSSA事務所の場所は、ウェブサイトで検索することが可能です。

SSA事務所検索サイト:https://www.ssa.gov/locator/

Social Security Benefit Form Image

W-4Vフォームについて

W-4Vフォーム詳しい説明や書式のダウンロードは、こちらのウェブサイトをご覧ください。

https://www.irs.gov/forms-pubs/about-form-w-4-v

 

武曾会計事務所では、米国の社会保障給付金(Social Security Benefits)について、幅広くサポートサービスをご提供しております。ご質問、お問い合わせは、下記フォームよりご連絡ください。

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